友人のとも吉さんは本が大好き。長い外国生活の
あいだに出会った たくさんの本の中から
ポツリ ポツリと 気の向くままに
選んでもらって ご紹介致します。
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№74
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PRINCIPLES OF GEOLOGY
CHARLES LYELL
この地質学の本が出版された当時 （ １９３０ー３３年 ） 、
イギリスは、まだキリスト教が協会、政界と、勢力を
持っていて、神が地球上の全ての生物を創造したと
いわれる聖書の考え方からあまり離れては
いなかった。そして、それを根底から覆すような地質学
は、もっての外だったのだ。聖書の前において、科学は
なかなか進歩を認められず苛立つばかり。
ライエルはそんな中にいて、火山の噴火や地震で起きた
地球の変化を一つ一つ説明してゆく。
自分の目で見て、それを確かめて。
ダーウィンの 『 種の起源 』 は、これに負う所が多い。
PRINCIPLES OF GEOLOGY
CHARLES LYELL
( C ) / 1977 / PENGUIN CLASSICS
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