友人のとも吉さんは本が大好き。長い外国生活の
あいだに出会った たくさんの本の中から
ポツリ ポツリと 気の向くままに
選んでもらって ご紹介いたします。
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EMILY BRONTE
WUTHERING HEIGHTS
エミリーブロンテの「嵐ヶ丘」の主人公キャサリンは
本の半分程度進んだところで亡くなってしまうのに
彼女の影がそれからもずうっと本に残り続けるのは
やはり作品の素晴らしさだ。
世界26ヶ国に翻訳さて、1847年に出版されてから
イギリス本国だけでも27の違う版があるという。
(1994年調べ)
he’s more myself than i am.
( 彼は 私よりも 私に近いの )
そうつぶやくキャサリンは他の男と一緒になってしまう。
☆ WUTHERING HEIGHTS
EMILY BRONTE
c)1847/OXFORD
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