表紙で買った本 (連載 №143)


   友人のとも吉さんは本が大好き。長い外国生活の

あいだに出会った たくさんの本の中から

ポツリ ポツリと 気の向くままに

選んでもらって ご紹介致します。




№143



DRACULA

BRAM STOKER



ブラム・ストカーの 「 ドラキュラ 」 は、1897年に出版。

ジョナサン・ハーカーの日記 ( 速記 ) で始まる物語は、ミュンヘン

( ドイツ ) 、ウィーン ( オーストリア )、そしてブダペストと

舞台を移して都会から田舎のトランシルヴァニアになる。

ある村に宿り、明日ドラキュラ邸に行くのを告げると、

店の女主人、従業員たちが止める。なぜなら、その日は

一年中で一番悪魔達が集会に行く日だから。

ジョナサンは笑いとばす。

人の血を吸い続けて生きるバンパイア。

物語は登場人物の日記形式で進んでゆく。

もちろん犠牲者も沢山でる。


















DRACULA


Bram Stoker

( C )1998 / OXFORD UNIVERSITY PRESS