表紙で買った本 (連載 №141)


   友人のとも吉さんは本が大好き。長い外国生活の

あいだに出会った たくさんの本の中から

ポツリ ポツリと 気の向くままに

選んでもらって ご紹介致します。




№141



Unbelevable Happiness and Final Sorrow

THE HEMINGWAY-P.FEIFFER MARRIAGE

RUTH A. HAWKINS



ポーリン・ファイファーは小説家ヘミングウェイの二番目の

妻で、たぶん彼が作家として重要な時期に、金銭的には

もちろん、精神的にも一番彼を支えた人物だ。

他の三人の妻と並べるとほとんど無名に近い。

理由としてあげられるのは、彼女の家族が非常にプライ

ベートで、二人の結婚を家族以外に話さなかった事。

そして、彼女は早くに亡くなってしまった事。


①日はまた昇る( The Sun Also Rises ) 1926

②持つ者と持たぬ者( To Have and Hove not ) 1937

③武器よさらば( A Farewell to Arms ) 1929

④誰がために鐘はなる( For Whom The Bell Tolls)1940


これらはヘミングウェイがポーリンとの13年間の結婚生活

の中で仕上げた作品だ。

ポーリン・ファイファーのプライベートな顔が見える

( ヘミングウェイも ) 唯一の本。























THE AWAKENING
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Kate chopin

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