表紙で買った本 (連載 bW)


   友人のとも吉さんは本が大好き。長い外国生活の

あいだに出会った たくさんの本の中から

ポツリ ポツリと 気の向くままに

選んでもらって ご紹介いたします。




8

on the road


   トルーマン・カーポテイ-ガ、これは

writing (ライティング)じゃなくtyping(タイピング)だと批評した

  ジャック・ケロアックの" on the road"も出版されてから今年の

9月で50年を迎え、いまもなお年間10万冊をペーパー

バック等で売上るという。



 この本は50年代のアメリカを sex ,drug jazz を とうして

語りかけ、はしりつずける(☆ on the road )

この歯切れの良い文もやはりwriting(書いた)じゃなく

typig (たたいた) ものかもしれないけれど

そう感じたカーポテイもそこに新しさを感じていたのだろう。

  

☆ on the road / jack kerouac

1957 / viking press